リーダー Kさん【2014年3月入社】

インフラエンジニア

2014年3月 中途入社

前職では約7年間、汎用機の運用(定時作業・障害対応)業務を経験。
上流工程で経験を積むために転職を決意し、ウィルオブ・ワークへ入社。
現在はサーバーグループに所属し、現場業務と並行してチームリーダーを務めている。

ーQ1 現在どんなお仕事をされていますか?

私は、LP事業者向けのガス関連事業者にサービスを提供するシステムのインフラ基盤の設計および構築業務に携わっています。入社してから約10年が経ち、現在の案件は8年目を迎えています。

具体的には、VMwareやHyper-Vといった仮想化基盤のハイパーバイザー上で、クライアントが開発した業務ポータルや、ガス関連の検針システムなどが稼働しています。クライアントが提供したアプリケーションは、Zenapというミドルウェアを利用して実際にサーバー上で動作しており、それをインターネット経由でエンドユーザーに配信し、利用できるようにシステムを構築しています。

私の役割は、そのアプリケーションの土台を作ることです。

ーQ2 仕事のやりがいは何ですか?

やりがいを感じる瞬間は、実際に構築したサーバーをエンドユーザーが使っているのを見たときです。自分が作ったサーバー上で動いていることを考えると、非常に感慨深いものがあります。また、テレビのCMで目にすることもあり、自分が関わったシステムであることを実感しています。8年間の経験で数百台のサーバーを作ってきたため、その多くが現在も稼働しているというのは、ふとしたときに感慨深く感じます。

ーQ3 この会社の良いところは何ですか?

運用系の経験を活かし、希望していた設計や構築の案件にスムーズに進めたことは良かったと思います。
正直に、私の場合は3~4段階分、現場をすっ飛ばして入ったような印象があります。スムーズに緩やかに経験を積んで登っていくというよりは、一気にレベルが上がった感じです。最初は本当に右も左もわからなかったのですが、背中を押してもらったおかげで、なんとかプレッシャーに耐えて対応できました。現場で多くのことを身につけることができたのは非常に良かったと思っています。

ーQ4 リーダーとして心がけていることはありますか?

エンジニアは個性がバラバラで、まとめるというよりも、その人それぞれの得意分野や良いところを引き出すことが重要です。メンバーがチームの一員であることを認識できるよう、毎月の定例会の司会を全員で回したり、1人1人に現場の状況を聞いたり、飲み会を開いたりしています。
現場は社内から離れて働くことが多いので、同じ会社に所属するメンバーとして、どのような製品を使っているのか、何か共通点を感じられる部分もあると思います。そうした面で情報共有をしてもらい、会社の一員であることを忘れないようにする役割を果たしたいと考えています。

ーQ5 今後のキャリアはどう描いていますか?

エンジニアとしては、マネジメント型よりもスペシャリスト型。つまり何でも屋的な役割を持つ技術者になりたいというのが本音です。年齢を重ねることで、若いエンジニアがどのような問題でつまずくのかが見えてくるので、そうした経験を積むサポートをしながら一緒に成長していきたいという気持ちがあります。若手の背中を押してあげられる存在になりたいですね。

ーQ6 プライベートはどう過ごしてますか?

元々音楽学校に通っていた経験があり、楽器を触るのが好きです。最近ではギターを弾いたり、ボカロを使って楽曲を制作したりしています。楽曲をYouTubeに公開して、子どもの動画を非公開で記録として残したりもしています。子どもがYouTubeの撮影を楽しんでくれているので、その編集も面白いと思っています。
後はプライベートでネットワーク機器や中古のサーバーを購入し、在宅で勉強していました。今でも会社のAWSを利用して検証を行い、現場で必要になればシステムを作成しています。作ることが楽しいというより、現場で必要なことがあって作成するというスタンスです。そして、作って検証するという流れを重視しています。