リーダー Uさん

インフラエンジニア

2016年10月 中途入社

約4年間、大手通信会社向けのネットワーク設計・構築業務にメンバーとして従事していました。全国各地の拠点に設置されているNW機器に対して、リプレース作業を行っていました。

入社のきっかけは、尊敬している方からの紹介だった。

前職を退職した理由は、より高い商流、大規模なプロジェクトで自身の技術を磨く環境がなかったこと、そして、仕事のスタイルとして言われたことだけを淡々とこなすような、受け身の仕事が評価をされチャレンジをするような社風が全くなかった為です。自身の成長の鈍化に対して危機感を抱いていました。
 
入社のきっかけはそんな悩みを同じプロジェクトに従事していた方に相談したところ、当社を紹介されたことでした。昔からよく知っていて、人としても技術者としても尊敬している方からの紹介ということもあって、自分でも当社に関する情報収集を行いながら転職先として検討していました。
そこで初めて知る当社の名前を知るのですが、東証プライム市場上場企業のグループ会社という安定したバックボーン、ワークライフバランスの充実、取引先は業界で日本を代表するような大企業が多い点など魅力的な点を多く発見することができました。

より高い商流で、より高度な技術が求められる環境に身を置くことができると感じた為、当社の選考を受けることを決意しました。

最近では、設計思想がついてきていると手ごたえを感じています。

入社後は予想通り、今までより高い商流でより高度な技術が求められる環境に身を置くことができ、IT技術者としての成長スピードが加速しました。
  
今までネットワークエンジニアとして通信キャリアを担当していたのですが、入社後は官公庁向けのビッグプロジェクトに参画し、衝撃を受けたのを昨日の事のように覚えています。
 
もともと、上流工程を中心に4年ほどネットワークの領域に携わっていたので腕に自信はありましたが、その自信も打ち砕かれいかに井の中の蛙だったのかと思い知らされました。
 
それは、今まではルーター・スイッチしか登場しない通信キャリア独自のネットワーク網の経験しかなく、ロードバランサーやファイアウォールなどが登場する一般的なネットワーク網の経験がなかったこと。また同じ設計書でも全く仕様が異なり、細かい公用文ルールにのっとった記載の仕方などの違いに戸惑いましたが、先に従事していた先輩社員の厳しいながらも熱い技術フォローのおかげもあり、徐々に徐々にわかるようになってきました。

そのプロジェクトに参画して1年が経とうとする頃にはようやくプロジェクトの全体像が把握できるようになり、そのタイミングで若い社員が同じプロジェクトに参画し自分が後輩社員を教える立場となりました。プロジェクト内のサブリーダーとしてプロジェクトも成功に導くことができ、お客様からも高い評価を頂きました。
 
現在は、金融会社向けのネットワーク設計・構築業務に従事しています。プロジェクトリーダーとして4人のメンバーを任され設計書もない中、ゼロから設計書を起こすところからスタートしています。

どの工程も大変な作業でしたが、タイトなスケジュールの中、覚える事と教える事を並行して行い、またお客様の仕様変更が発生しその都度検証をやり直したりする中で、より良いシステム基盤を創ることに全力を注いでいます。
 
こういった環境を多く経験することで、技術者としてもすごく自信がついているのを感じます。特に新しい機器、仕様に対しての不安要素が自分の中で減ってきている事を実感しています。経験のないケースにぶつかった時でも、感覚的なものというのでしょうか、、、
こうすれば良いみたいな不安要素をリカバリーできるような設計思想がついてきていると最近は手ごたえを感じています。

技術者以外の人との交流が多いことも当社の魅力の一つ

社内イベントや社内サークル活動が盛んで、事業部の垣根を超えた繋がりを持つことができる所が当社の魅力の一つだと思います。

IT技術者以外の方との繋がりを持つことができるのは、自分の見聞や視野を広める視点で良い機会だと思っています。私は剣道サークルに入部し、10数年ぶりに竹刀を握りましたが、学生時代には味わえなかった剣道の楽しさを実感できるようになっています(笑
 
サークル以外にもグループ会社の垣根を超えたバーベキュー、ビアガーデン、エンジニアオリンピックにも参加し、SE以外の人の話を聞くことができたことが、普段得られない刺激を得られるようになったのも仕事だけではなく、プライベートの活力にもなっています。

目の前の仕事に無我夢中に邁進できる理由

最近、未経験の採用をしていることもあり、若い社員が入社してきています。
  
経験の浅い方を含めてのチーム体制を確立し、チームとしてプロジェクト成果を一つでも出せるようにしたいと思います。
 
技術面でいうと最近はネットワーク技術だけではなく、サーバや仮想化技術、セキュリティ関連、自動化スクリプトなど顧客からのニーズも多岐にわたってきています。ネットワークだけできれば安泰という時代ではなく、クロスファンクションな機能を求められるようになってきているので、常に最新技術情報はチェックするようにしています。
 
定期的に社内で研修があるので、そこに参加していますが技術力で勝負するというような、今以上に高い技術力を組織としてつけていきたいと思っています。
 
ふと社内にいるエンジニアを見てみると、色々な人がいるなぁと感じます。
私自身、決して熱いタイプでもなく、発信力があるわけでも目立つようなタイプでもありません。そういう私が居心地が良いと感じるのは、私を必要としてくれる会社があり上司がいて、プロジェクトメンバーがいることがこうして目の前の仕事に無我夢中に邁進できる理由です。
 
すごい勢いで成長している当社ですが、このような良い社風や良い文化・風土は変わることなくよりよいものに皆で協力しながら創っていく、そんな一員に少しでもなれたらと思っています。