Yさん

インフラエンジニア

2015年11月 中途入社

大学を卒業後、電気電子系エンジニアとして従事してきました。しかしながら、リーマンショックの影響もあり事業縮小から退職せざるを得ない状況になり、その後もモヤモヤしながら飲食業界にて数年働くものの、技術者へのこだわりが忘れられずエンジニアに戻ることを決意。
新卒時代との違いは今後リーマンショック級の経済打撃が起きても、業界・業種問わず必要される技術者として手に職をつけたいということから、当社に入社する事を決めました。

自分の成長が部門の成長に貢献できる環境があったのも魅力の一つ

もともと、私は他の人に比べて技術力があるという自信がなかったので、チームでプロジェクト参画できる会社を希望していました。その為、チーム制をとっている当社には技術者としての魅力がありました。また、前職では、正社員でしたが、昇給・賞与もなく将来性に不安だったので、安定した会社に入りたいというのも当社に入社を決めた理由です。
 
私が入社した時のシステムインテグレーション事業部は、社員数も20人くらいで事業部ができたばかりのまだ小さな部門だったので、いろんな可能性を秘めているなぁって面接でワクワクしていたのを覚えています。

面接で事業部長、部長と話をする中で、自分の成長が部門の成長に貢献できる環境があったのも魅力の一つでした。
 
実際に入社してみると、チーム制の元で先輩社員と一緒にプロジェクトに従事することができたので安心して業務ができました。
当時は今ほどの研修制度が整っていませんでしたが、資格取得のための時間や予算を確保してくれたことチーム参画で構築業務に携わらせてもらい、業務で分からない事は先輩社員がいたのですぐに聞ける環境だったので、すんなりとスタートすることができました。

どん底まで落ちた自分が変われたのは、ある上司との出会いがきっかけだった。

実は入社当初からスキルに不安があったのですが、そんな私でも先輩社員と一緒に構築フェーズに携われる良いスタートを切ることができました。
しかしながらその後、私生活が乱れ、勉強もだらだら、勤怠も悪くなり、先輩社員からも何度も注意された事があります。
その結果、気持ち的にも下がり、半期に一度の人事評価では給与も下がり、やることなすこと失敗ばかり、自分が何をやっているんだと自暴自棄になっていたことがあります。
 
今になって振り返ると、私生活では結婚もあり家族を支えなければいけないという責任感、すぐに改善していかなければいけないという焦りから気持ちと行動がついていかなかったという過去があります。
 
それを乗り越えたのは、ある上司との出会いがきっかけでした。
今の上司が事あるごとにすごく気にかけてくれ、何度も廃れた私に向き合ってくて励まし続けてくれました。

時に反発することもありましたが、そんな私を心から受け入れこの人の為にも頑張らなければいけないという思いがありました。
私の上司は、年齢も近いですが同じエンジニアとしても尊敬できる上司です。
こういう人との出会いが、自分の人生を変えたのは間違いではありません。
 
私が上司に惹かれたように、当社は人間力にあふれる人が多いと思います。
前職では人間関係によるストレスがありましたが、人間関係に悩むことがないほど、技術者である以上に人としての魅力溢れる人が多いです。

それに連動して、人事評価制度に関しても過去私が在籍した会社では、評価基準がない会社が多く、顧客や上司のふわっとした評価しかない中で、今は信頼関係ある上司とのマンツーマンでの人事評価のフィードバックを受ける機会があるのでより明確で、やるべきこと、期待されていることが分かっているので動きやすいです。
 
最近は、技術研修の他にもメンタルヘルス研修やモチベーションマネージャー研修なども開催していたりと今まで受講できなかった研修を受講する事で、今までと違った考え方や向き合い方に関しても学ぶことがあるので見聞を広げることができるので非常にありがたいです。

評価をされるタイミングは自分の思い描くときにくるものではないと気づく今だからこそ言えること

自分ができるようになっている姿を客観的に見ることができる事で、少しだけでも私の言葉で伝えられることがあります。
 
楽な方をとるか大変な方をとるかの選択肢の中で、昔だったら楽な方を選択していた私ですが、今は進んで後者を選択する私がいます。
 
それはどん底まで落ちた経験の中でも逃げずに、やってこれた事が仕事や私生活でもうまくいかない事があっても乗り越える源泉となっています。
 
人は努力のタイミング、成果が出るタイミング、評価をされるタイミングは自分の思い描くときにくるものではないと気づく今だからこそ言えることが、あの時の辛抱が今の自分につながっていると思っています。

自分がされて良かったことを、今度は私はする番になりたい。

土日がしっかり休めるので、趣味のフットサルをして発散しています。
プライベートの充実が仕事面や家庭生活の中でも感情の支えになっています。
 
また部長、事業部長や上司の方が話しやすく、平日の業務後にのみに誘ってくれたりするのはうれしいです。
二人ともご家庭を持っている上司なので、個人的なプライベートな相談もできることはすごくありがたいです。
 
今、私の為に親身に接してくれている上司がいっぱいいます。
最近は、若手の社員が増えてきていることもあり、今度は私がしてもらって良かった事を、仕事やプライベートの事も含めて新しく入社してくる人の為に支えになれる存在になりたいと思っています。